2012年7月7日 土曜日
お役立ち情報 #20
今回は、皆さんの不安を解消するお話をお伝えしましょう。
これから、住まいづくりをお考えの方の中には
「もし、住宅ローンを払えなくなったら・・・」など、こんな不安が要因で
一歩が踏み出せないのでは?・・・
無理な借入をしないことは当然ですが、人生は何が起きるかわかりません。
勤務先の倒産やリストラによる失業、病気などにより返済が遅れる場合だってありえます。
その場合は、とにかく早めに「借入先の金融機関に相談に行くこと」。
金融機関もそんな事情で生活再建の努力をしている人には柔軟な対応をしてくれます。
例えば、公庫融資では、リストラで失業したり、収入が大幅にダウンして返済が
困難になった場合には、返済期間を最長15年間延長したり、最長3年間の元金の
支払い据え置き期間を設けたり、またその間の金利を引き下げるなどの措置を
講じて負担を軽減してくれますので、恥ずかしがらずに一刻でも早めに
窓口に相談してください。(住宅金融公庫は、平成19年4月より住宅金融支援機構と
なりましたが、公庫時代に締結した契約内容は一切変わりませんので、ご安心ください)
返済の督促を無視したり、あいまいな態度を続けていると、規則通りに処理されて
住まいが競売にかけられてしまいますので、ご注意ください。
平成12年の民事再生法の改正により、住宅ローンについては70才までの
最長10年間繰り延べ返済ができるようになりました。これにより自宅に住み続けながら
生活を再建できる道がまた一つ開けました。
早めの相談が肝心で、民事再生法も応援してくれる!というお話でした。
ご愛読頂きありがとうございました。
たんぽぽホーム 小山